活動内容

 福岡県ライフセービング協会では、以下の活動をしています。

 

 水辺の監視・救助活動

 各クラブの海水浴場パトロールの統計や支援、企画などによって、ライフセーバーが活動しやすい環境・体制を整備していくことで、福岡県内の「水辺の事故ゼロ」を目指しています。

 ジャパンマスターズや世界水泳などの大きな大会等では、警備を請け負って各クラブや他地域などと連携して活動しています。

 将来的には福岡県内のすべての海水浴場やスイム競技などにおいて、ライフセーバーがいて、海水浴での溺水事故がない福岡県を夢見ています。

 行政や海上保安部などとも連携して、より包括的に水辺の事故を減らせるような体制などへも力を入れています。

 

 教育及び普及

 各クラブのジュニア事業や講習会事業を支援して、子どもたちやライフセーバーに対する教育・普及を促進しています。

 ジュニア事業では、まだまだ開催が少ない各クラブのジュニア事業を支援して、より子どもたちがライフセービングに触れ合える社会を目指しています。

 講習会事業では、JLA資格講習会の管理・監督を行うほか、様々な資格講習会を斡旋して、県内ライフセーバーのスキル向上を目指しています。

 ライフセービングの教育や普及を行うことは、ライフセービング人口とスキルの向上につながり、より「水辺の事故ゼロ」へ近づくことを期待しています。

 

 ライフセービング競技

 2019年から「福岡ライフセービング選手権大会」を主催し、2017年から「三洋物産インターナショナルライフセービングカップ」へ協力するなど、ライフセービング競技の普及に努めています。

 ライフセービング競技は、「ライフセーバーに求められる救助に必要な技術や体力の向上」「誰でもライフセービングを始められる活動への入口」「スポーツの魅力を活用してライフセービングを広く社会へ認知させる」ことを役割として世界・全国各地で開催されています。

 福岡県内での開催のみならず、日本全国で開催される競技会に福岡県のライフセーバーが選手や審判員、安全課として全国で活躍しています。

 

 管理及び監督、助成

 管理・監督事業では、資格や講習会の管理・監督、福岡県内各クラブの管理・監督をしています。各クラブやライフセーバーに対して情報提供や案内をすることで、ライフセーバーが活動しやすく続けやすい環境も目指しています。

 助成事業では、各クラブのライフセービング活動を支援して、福岡県のライフセービング発展を目指しています。

 福岡県でのライフセービング活動が活発となり、福岡県内にライフセーバーが増えていくことで、より安全で安心な社会を築いていくことが目標です。

 管理・監督と言うと厳かですが、実際は各クラブの代表者などで組織していますので、協議体や情報共有の要素が強いです。

 

 その他

 その他にも目標を達成するために、様々な必要な事業を行っています。

 公的救助機関との合同訓練や事例検討会など、県内ライフセーバーを中心にスキルアップを目指しています。

 また、会議、運営事務、広報など、他機関や県内各クラブとの調整を図り、上記4つの事業が円滑に行われるよう体制を整えています。